屋根カバー工法の完全ガイド|費用・メリット・向いている屋根を徹底解説

屋根リフォームには、既存の屋根をすべて撤去して新しくする「葺き替え」だけでなく、「カバー工法」という選択肢もあります。

 

カバー工法とは、今ある屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて施工するリフォーム方法です。

 

既存屋根の解体を最小限に抑えられるため、撤去費用や廃材処分費を抑えやすく、工期も比較的短く済むのが大きな特徴。

 

ただし、カバー工法はすべての屋根に施工できるわけではありません。屋根材の種類や下地の状態によっては、カバー工法ではなく葺き替えが適しているケースもあります。

 

このページでは、カバー工法と葺き替えの比較・メリットとデメリット・向いている屋根の条件、費用相場まで、検討前に知っておきたいポイントを網羅的に解説します。

 

【期間限定】屋根の無料点検受付中(毎月5名様限定)

通常1万円の点検が、今なら無料。カバー工法が使える状態かどうかも、現地で確認できます。

目次

カバー工法と葺き替えの比較表

比較項目 カバー工法 葺き替え
既存屋根の撤去 基本的になし あり
80㎡(約24坪)の費用目安 80万〜150万円 100万〜180万円以上
工期 5日〜7日程度 7日〜1ヶ月以上
廃材処分 少ない 多い
下地の確認・補修 部分的になる できる
屋根の重量 既存屋根の上に重ねるため若干増える 屋根材を交換するため、ほぼ変わらない
次回メンテナンス 撤去費が二重にかかる可能性がある 通常通り対応しやすい

※費用目安は足場代(30万円前後)を抜いた金額です。

※既存の屋根材や屋根の形状などによって費用や工期は変動します。

 

⇒カバー工法と葺き替えの詳しい比較はこちら

【プロが比較】屋根カバー工法と葺き替え、どっちが正解?適した工法は状態次第!

カバー工法のメリット・デメリット

カバー工法のメリット

 

✅ コスト・工期を抑えやすい

カバー工法は既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねる工法です。

そのため、葺き替えと比べて撤去作業や廃材処分が少なく、費用・工期を抑えやすいのが大きなメリットです。

足場代は別途かかりますが、屋根材の撤去費や処分費を抑えられる分、トータルコストも低くなりやすいでしょう。


✅ 断熱性・遮音性が高まる場合がある

既存屋根の上に新しい屋根材を重ねることで、屋根が二重構造になります。

その結果、夏場の暑さや雨音の軽減につながる場合があります。

ただし、断熱材を入れる工事ではないため、劇的な変化を期待するというより、補助的なメリットとして考えておくとよいでしょう。


✅ 廃棄物が少ない

カバー工法は既存屋根を剥がさないため、解体・撤去で出る廃材の量を抑えられます。

葺き替えと比べて廃棄物が少ないため、環境負荷を抑えやすい工法といえるでしょう。


カバー工法のデメリット・注意点

 

⚠️ 屋根の重量が増える

カバー工法は、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、屋根全体の重量が増えます。

近年は軽量な屋根材を使うケースが多く、過度に心配する必要はありません。

ただし、建物の築年数や耐震性によっては注意が必要なため、不安がある場合は施工前に業者へ相談しておきましょう。


⚠️ 次回メンテナンス時の費用が高くなる場合がある

カバー工法を行うと、屋根材が二重になります。

そのため、将来的に葺き替えが必要になった場合は、2枚分の屋根材を撤去することになり、撤去費用や廃材処分費が高くなる可能性があります。

カバー工法は長期的な耐久性を見込んで行う工事です。目先の費用だけでなく、将来的なメンテナンス計画も含めて相談しておくと安心です。


 

⇒カバー工法のメリット・デメリットに関する詳細はこちら

屋根カバー工法のメリット・デメリット|取手市周辺の戸建てオーナーが知っておきたいこと

カバー工法が向いている屋根・向いていない屋根

カバー工法に向いている屋根

 

✅スレート屋根

塗装だけでは防水性の回復が難しくなっているものの、下地である野地板がまだ健全な状態であれば、カバー工法を検討できます。


✅金属屋根(ガルバリウム・トタン)

表面の色あせやサビなどが見られても、雨漏りや大きな損傷がなければ、カバー工法で対応できる場合があります。


✅アスファルトシングル

もともと軽量な屋根材のため、新しい屋根材を重ねても建物への負担を抑えやすいのが特徴です。


 

カバー工法に向いていない屋根

 

⚠️ 瓦屋根

瓦屋根は形状に凹凸があるため、その上から新しい屋根材を平らに施工することができません。基本的にはカバー工法ではなく、葺き替えが必要になります。


⚠️ 雨漏りが発生している屋根

多少の雨漏りであれば対応できるケースもありますが、下地が大きく傷んでいたり腐食していたりする場合は、カバー工法では根本的な解決になりません。

雨漏りがある場合は、まず下地の状態を確認し、必要に応じて葺き替えを検討することが大切です。


 

自分の屋根がどちらに当てはまるかわからない場合は、現地調査で確認してもらいましょう。

カバー工法で後悔しないために確認しておきたいポイント

カバー工法は、既存屋根を活かしながら防水機能を更新できる工法ですが、屋根の状態を十分に確認せず施工すると、工事後に後悔する可能性があります。

 

とくに、雨漏りの原因を特定しないまま施工したり、野地板などの下地劣化を見落としたりすると、不具合が残って追加工事が必要になるケースもあります。

 

また、将来の撤去費用や施工方法、保証内容なども含めて確認し、目先の費用だけで工法を決めないことが大切です。

 

カバー工法は「施工できるか」だけでなく、「今の屋根に適しているか」「将来まで含めて納得できるか」を確認してから選びましょう。

 

⇒カバー工法で後悔しやすいケースや失敗を防ぐポイントはこちら

屋根カバー工法で後悔する前に|向かない家・失敗例・葺き替え比較

屋根塗装とカバー工法を比較

屋根塗装は、既存の屋根材を活かしながら、塗膜によって表面を保護する工事です。色あせやコケ、軽度のサビなど、屋根材そのものの強度が保たれている場合に向いています。

 

一方、カバー工法は、既存屋根の上に新しい防水シートと屋根材を重ねる工事です。屋根材のひび割れや反り、剥離が進み、塗装だけでは維持することが難しい場合に検討します。

 

どちらが適しているかは、費用だけでなく、屋根材の種類や劣化状況、今後の居住期間によって異なります。判断基準や費用、耐用年数の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。

 

屋根塗装とカバー工法はどちらがいい?費用・耐用年数・向いているケースを徹底比較

カバー工法の費用相場

カバー工法と葺き替えの比較表でも提示していますが、費用目安は80㎡(約24坪)で80万〜150万円ほどです。

 

実際には、屋根の面積、形状の複雑さ、使用する屋根材などによって金額にはある程度の幅が出ると考えておく必要があります。

 

⇒より詳しい費用についてはこちらも参考にしてみてください

屋根カバー工法の費用相場は?内訳・費用が高くなるケースも解説!

カバー工法の工事の流れ

  1. 現地調査・下地確認
  2. 足場設置・既存板金の撤去
  3. 防水シート(ルーフィング)の施工
  4. 新しい屋根材の施工
  5. 棟板金・役物の取り付けと仕上げ
  6. 完了検査・最終確認

 

工期は建物の規模にもよりますが、5〜7日程度が目安です。

カバー工法でよく使われる屋根材

ガルバリウム鋼板

軽量・耐久性が高く、カバー工法で最も多く採用されている素材。耐用年数は20〜30年程度。デザインの種類も豊富で、縦葺き・横葺きなど選べる。

 

アスファルトシングル

アスファルトにガラス繊維を組み合わせた軽量屋根材。柔軟性があり複雑な形状の屋根にも対応しやすい。コストを抑えたい場合の選択肢として有効。

カバー工法の寿命は20〜30年が目安

屋根カバー工法の寿命は、一般的に20〜30年程度がひとつの目安です。

 

ただし、実際にどれくらい長持ちするかは、使用する屋根材だけでなく、ルーフィング(防水シート)や板金、既存の下地、施工品質、施工後の点検・メンテナンス状況などによって異なります。

 

⇒カバー工法の寿命や長持ちさせる方法、施工後のメンテナンス時期について詳しくはこちら

屋根カバー工法の寿命は何年?長持ちさせる方法は?

こんな場合はまず点検を

  • 築20~30年で屋根を一度もメンテナンスしていない
  • 雨音がひどくなった気がする
  • 屋根にコケや色あせが目立ってきた
  • 台風・大雪のあとに屋根が気になっている

 

これらに1つでも当てはまる場合、カバー工法が適切かどうかも含め、専門家による現地確認をおすすめします。

SK ROOFのカバー工法対応エリア

SK ROOFは茨城県取手市とその周辺地域でカバー工法の施工に対応しています。

まずはお気軽にご連絡ください。

 

【地域別のカバー工法の施工事例】

松戸市のカバー工法

柏市のカバー工法

我孫子市のカバー工法

流山市のカバー工法

 

※施工事例一覧はこちら

※対応エリア一覧はこちら

 

 

【期間限定】毎月5名様限定・通常1万円の点検を無料実施中!お気軽にお申し込みください!
目次